免許取得方法の選択肢
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/28 04:12 UTC 版)
「小型船舶操縦士」の記事における「免許取得方法の選択肢」の解説
大きく分けて2つある。ひとつは通称「受験コース」と呼ばれるもので、もうひとつは「教習所コース」と呼ばれるものである。「受験コース」とは、試験機関((一財)日本海洋レジャー安全・振興協会)実施の身体検査・学科試験・実技試験を受ける方法のことである。 国家試験受験コース 簡単に例えると自動車の運転免許において自動車教習所に通うのではなく、『練習所』などで練習しすべての試験は免許センターで受ける方法である。具体的には一般的なのはボート免許「スクール」に参加し、座学講習とスクールの船を使った実技講習を受け、復習(試験勉強)をした後に、本試験に臨む方法である。 また上述とは別に、全てスクールに頼らず独学で勉強し試験に臨む方法もある。だが、この独学方式では学科試験はともかくとして、実技試験の準備のためには身近に小型船舶操縦士がいて船舶の操縦を適切に指導してくれる必要があり また、受験者つまり免許未保有者が港則法や海上交通安全法の適用水域で免許保有者が監視・指導の上であっても無免許運転となり、操船練習する場合にはこれらの法が適用されない水域まで行く必要がある。操船した場合には運転者は無免許運転、同乗している免許保有者(指導者)は無免許運転幇助の罪に問われる。 免許スクール等での指導員は、免許未保有者の操船について監視、指導を行うことができる免許(小型船舶操縦指導員)を国土交通大臣から別に受けているので罪には問われない。 このような点からすべてを独学での方法はあまり一般的ではないとされる。 しかしその一方で、DVD教材を使って実技試験の勉強を行い、合格する例も少なからずある。 教習所コース 「教習所コース」は、「国家試験免除講習」を利用する方法である(下節に説明)。
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