兄弟エレファンツ復帰 - 引退後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/04 02:33 UTC 版)
「養父鐵」の記事における「兄弟エレファンツ復帰 - 引退後」の解説
2006年に再び兄弟エレファンツに入団したが、膝の故障などで満足に投げられず4勝に終わり、シーズン途中の6月に戦力外通告を受けた。 2007年、メジャー6球団のテストを受けるが、契約に至らずに引退した。 不動産会社・湘南リハウス(現:三井不動産リアルティ)に3年間勤務したのち、2010年7月、野球アカデミー「ルーツ・ベースボールアカデミー」を神奈川県藤沢市のヒロタバッティングセンター内に開校し、現在も運営を続けている。 2015年、台湾・中信兄弟の春季キャンプ臨時投手コーチを務める。3月18日に中信兄弟の投手コーチに就任することが発表された。中信兄弟コーチは2シーズン務めた。 2016年は米軍チーム(Military Baseball and Team USA Pacific)のピッチングコーチ兼ディレクターを務めた。 2016年12月7日、2017年のシーズンから四国アイランドリーグplus・徳島インディゴソックスの監督に就任することが発表された。初年度となる2017年は前期で優勝を達成した。後期は最下位に終わったものの、香川オリーブガイナーズとのリーグチャンピオンシップに勝利して年間総合優勝を達成した。さらに、信濃グランセローズとのグランドチャンピオンシップも制して、就任初年でチームを「独立リーグ日本一」に導いた。徳島で過去にリーグ優勝を達成した監督(斉藤浩行・島田直也)はいずれもその時点でNPB指導歴を持たなかったが、養父もそれに続く形となった。就任に際して従来の指導スタイルをすべて変え、自分で考えてプレーできる選手になることを説いたと述べている。また、退任直前には、それまで携わっていた(小中学生を対象とした)アカデミーの体験と比較して、教えることは「そんなに難しくなかった」ともコメントした。 シーズン終了後の11月27日、今シーズン限りでの監督退任・退団が発表された。養父は29日に記者会見を開き、「一年一年が勝負と考えていた」と退任理由を話すとともに、退任後も選手のスカウティング等に関して球団に助言をおこなうと述べ、その後も球団の国際部に在籍し続ける。 また、2018年は米軍横須賀基地内の野球チーム(MILITARY War Dogs)のピッチングコーチを、2019年からはアドバイザーを務めている。 2019からは「ルーツ・ベースボールアカデミー」が中学硬式野球チーム「ヤングROOTS」を立ち上げることになり、養父が代表を務めている。同年3月26日、今シーズンより新設されるアイランドリーグ代表チームの監督兼ゼネラルマネージャーに就任することが発表された。
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