優勝決定に関する記録
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東京ドームでセ・リーグ優勝決定時に胴上げされた巨人の監督は、1990年の藤田元司、2000年の長嶋茂雄、2007年・2009年・2012年 - 2013年、2020年の原辰徳の3人。1990年と2000年の優勝決定は、ともに背番号7をつけた巨人の選手(1990年-吉村禎章、2000年-二岡智宏)がサヨナラホームラン で優勝を決めている。2007年もサヨナラ勝ち(宮本慎也のサヨナラエラーによるもの)による優勝決定で、相手選手を抑えた優勝決定は2009年と2012年・2013年の3回のみ(2020年は引き分け(対戦相手はヤクルトで決定)である。日本シリーズで東京ドームで優勝を決めて胴上げされた巨人の監督は、1994年と2000年の長嶋、2012年の原の2人のみである。 巨人の監督の胴上げに比べて、巨人の対戦相手チームの胴上げは少ない。セ・リーグは2006年の中日ドラゴンズ(監督・落合博満)、2016年の広島東洋カープ(監督・緒方孝市)、日本シリーズは2008年の埼玉西武ライオンズ(監督・渡辺久信)、2019年の福岡ソフトバンクホークス(監督・工藤公康)の4例だけで、開場からこれらまでの期間が長く、その間は「巨人が東京ドームで敵将の胴上げを見ることはない」ジンクスとされていた。後楽園球場で最後に巨人が敵将の胴上げを見たのは、セ・リーグは1975年の広島東洋カープ(監督・古葉竹識)、日本シリーズは1977年の阪急ブレーブス(監督・上田利治)までさかのぼる。 対して日本ハムファイターズは、東京ドームを本拠地とする時代はリーグ優勝自体がなかった。本拠地移転後の2006年のアジアシリーズで優勝し、ようやく東京ドームでの胴上げを果たしている。 巨人以外で初めて日本シリーズの主催チームとなった東京ヤクルトスワローズは、2021年の第5戦で勝利すれば東京ドームでの優勝決定であったが、惜しくも敗戦している。
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