倶生神
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/03 03:32 UTC 版)
倶生神[2]/俱生神[2](くしょうじん[2][3]、ぐしょうじん[3][4]、サンスクリットのラテン翻字:Sahadeva)とは、インド神話から仏教に受け継がれた[2]二柱(ふたはしら)一組の天部神である[2]。略して倶生/俱生ともいう[5]。それぞれを同生天(どうしょうてん)・同名天(どうみょうてん)といい[6]、同生・同名ともいうが、二柱をまとめて同生同名[2][6]と呼ぶことも多い。二柱は男女神とされるが、そうではないともされる[3]。男女神とする説では、同生が女神で同名が男神であるという[3]。しかしこれにも男女が逆であるとの説がある[3]。
注釈
出典
- ^ 阿賀町 平堀地蔵尊(地図 - Google マップ)※該当施設は赤色でスポット表示される。
- ^ 天王山宝積寺(地図 - Google マップ)※上に同じ。
- ^ 西観音寺閻魔堂址(地図 - Google マップ)※上に同じ。
- ^ “月岡芳年/ 『平清盛炎焼病之図』 月岡芳年”. ネット美術館「アートまとめん」. 2020年5月15日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j 三省堂『大辞林』第3版. “倶生神・俱生神”. コトバンク. 2020年5月14日閲覧。
- ^ a b c d e f 佐和・高井 (1975).
- ^ a b “倶生神 - 用語集”. 公式ウェブサイト. 光胤山本光寺. 2020年5月15日閲覧。
- ^ a b c d e 小学館『精選版 日本国語大辞典』. “倶生”. コトバンク. 2020年5月15日閲覧。
- ^ a b c d e f g sokanomori. “同生同名”. 創価の森の小さな家. 個人(創価学会会員). 2020年5月15日閲覧。
- ^ a b 長尾 (1999), 『薬師経』の中の「倶生神」.
- ^ 長尾 (1999), 守護神としての倶生神.
- ^ a b 月光山鳳林寺住職. “閻魔大王の眷属”. 公式ウェブサイト. 曹洞宗月光山鳳林寺(静岡市清水区中之郷). 2020年5月15日閲覧。※倶生神像の画像もあり。
- ^ a b c d 小学館『精選版 日本国語大辞典』. “札・簡”. コトバンク. 2020年5月15日閲覧。
- ^ a b c d 小学館『デジタル大辞泉』、三省堂『大辞林』第3版、小学館『精選版 日本国語大辞典』. “鬼録”. コトバンク. 2020年5月15日閲覧。
- ^ 阿賀町役場. “木造閻魔天倚像・木造倶生神坐像”. 公式ウェブサイト. 阿賀町. 2020年5月15日閲覧。
- ^ “鎌倉国宝館 - 新TV見仏記”. 公式ウェブサイト. 関西テレビ放送. 2020年5月15日閲覧。※円応寺に伝わる倶生神坐像(重要文化財)の画像あり。
- ^ “市指定文化財(一覧表)”. 公式ウェブサイト. 津市 (2019年9月20日). 2020年5月15日閲覧。
- ^ “滋賀県の指定文化財目録(彫刻) (PDF)”. 公式ウェブサイト. 滋賀県立琵琶湖文化館 (2019年12月24日). 2020年5月15日閲覧。
- ^ 京都府 文化スポーツ部 スポーツ振興課・文化政策室. “木造十王坐像・木造倶生神半跏像・木造奪衣婆坐像”. 公式ウェブサイト. 京都市. 2020年5月15日閲覧。
- ^ “木津川市内所在指定文化財等一覧 (PDF)”. 公式ウェブサイト. 木津川市. 2020年5月15日閲覧。
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