俳諧師としてとは? わかりやすく解説

俳諧師として

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 16:29 UTC 版)

井原西鶴」の記事における「俳諧師として」の解説

生玉万句』(1673年)の自序に「世人阿蘭陀流などさみして」とあり、貞門俳人中島随流は『誹諧破邪顕正』(1679年)で西山宗因を「紅毛(ヲランダ)流の張本」、西鶴を「阿蘭陀西鶴」と難じ、同じ談林岡西惟中は『誹諧破邪顕正返答』(1680年)で「師伝を背」いていると批難松江維舟は『俳諧熊坂』(1679年)で「ばされ句の大将」と謗ったように西鶴多く批判されたが、それはむしろ当時談林派でのまた俳壇での西鶴存在大きさ証する。 ただ、西鶴阿蘭陀流という言葉気に入ったのか、『俳諧胴骨』(1678年)の序に「爰にあらんだ流のはやふねをうかめ」、『三鉄輪』(1678年)の序に「阿蘭陀流といへる俳諧は、其姿すぐれてけだかく、心ふかく詞新しく」などと言っている。 また西国撰の『見花数寄』(1679年)に載る西国西鶴両吟では、西国の「は花阿蘭陀流とは何を以て」という発句西鶴が「日本翁その」とつけ、阿蘭陀流の幹に宗因翁)を位置づける

※この「俳諧師として」の解説は、「井原西鶴」の解説の一部です。
「俳諧師として」を含む「井原西鶴」の記事については、「井原西鶴」の概要を参照ください。

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