俳諧・発句
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/27 14:34 UTC 版)
宝井其角に師事し、水間沾徳などとも交流があった。さまざまな書物でたびたび紹介され、最もよく知られる句に、雪の降る寒い日に駕籠で江戸城へ登城する途上で、酒屋の丁稚小僧が薄着に素足で御用聞きをして回っているのを見かけて詠んだものである。 雪の日や あれも人の子 樽拾ひ 「樽拾ひ(たるひろい)」とは酒屋の丁稚のことで、自分の子にはとてもまねさせられないが、あの丁稚も同じ人の子なのにとても不憫である、という意味である。 また、信友が藩主だった頃の備中国松山藩内では、俳諧が流行した。
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