作風と死後の再評価
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/10 04:17 UTC 版)
作中のペンタッチは非常に繊細で、修正の為のホワイトは使わず、スクリーントーンも極力使用しない、写植や文字の白抜きもほとんど全部自分が行っているほどの職人肌であった。 『とうちゃんのかわいいおヨメさん』(週刊少年ジャンプ)、『走れ!ボロ』(女学生の友)で1972年第18回小学館漫画賞受賞。 少女漫画、少年漫画、青年漫画、そしてジャンルもポエジー、ハードボイルド、西部劇、アクション物からギャグまで幅広い活躍をしたが、元々、単行本化された作品は少なく、それらもほとんど絶版となっていた。 2002年より「あすなひろし追悼公式サイト」が『あすなひろし作品選集』の刊行を開始した。今まで劣悪な印刷により表現され得なかったあすなの流麗な線が、B5版のしっかりした印刷で再現されている。 また、2004年にはエンターブレインが『青い空を、白い雲がかけてった』と『いつも春のよう』を刊行したことから、一般書店でも手に入るようになり再評価に弾みがついた。 2004年「NHK BSマンガ夜話第31弾」でも取り上げられる。
※この「作風と死後の再評価」の解説は、「あすなひろし」の解説の一部です。
「作風と死後の再評価」を含む「あすなひろし」の記事については、「あすなひろし」の概要を参照ください。
- 作風と死後の再評価のページへのリンク