作品の舞台や設定
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/30 15:18 UTC 版)
「TOKYOゼロ・ハンター」の記事における「作品の舞台や設定」の解説
異形の者たちが生息する異界の中で、監獄都市(ジェイルシティ)という犯罪者を封じ込めておく場所が存在した。都市の周辺は魔壁に囲まれ脱出できず、中の囚人は死を待つしかなかった。残り少ない命だったはじまりの者は、都市の中心にある「核」を壊して全体を崩壊させようとした。ところが都市は破壊されず、代わりに時空に亀裂が生じ、この世界に現れる。本来であればすぐに細胞が自己崩壊して消滅するはずだったが、ヒロと融合することによりこの世界で生き続けられるようになった。こちらの世界でも向こうの監獄都市に相当する範囲内しか行動できず、そのためゼロの事件は東京周辺にしか発生しない。はじまりの者を倒した後は、時空の自己修復機能により因果律から外れた、この世界に「ありえないもの」もすべて消滅し、ゼロは完全に姿を消すことになる。ゼロの起こした事件は数多いが、零課が主導となって情報統制を行い、一般にはゼロの存在はまだ知られていない。ゼロの体からはある特殊な周波数の信号が出されており、ゼロが現れたときはハンターにその位置が通報される。なお、作中には多くの地名や警察の部署が登場するが、作者によるとほとんどが架空のものであるらしい。
※この「作品の舞台や設定」の解説は、「TOKYOゼロ・ハンター」の解説の一部です。
「作品の舞台や設定」を含む「TOKYOゼロ・ハンター」の記事については、「TOKYOゼロ・ハンター」の概要を参照ください。
- 作品の舞台や設定のページへのリンク