伝明兆作品とは? わかりやすく解説

伝明兆作品

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/15 02:27 UTC 版)

吉山明兆」の記事における「伝明兆作品」の解説

作品名技法形状員数寸法(縦x横cm所有者年代落款・印文化財指定備考渓陰小築図 紙本墨画 1幅 101.5x34.5 金地院 応永20年1413年国宝 五百羅漢絹本著色 45幅 173.6x89.4(各) 東福寺 永徳3年-至徳3年1383年-1386年) 無款 重要文化財20幅は京都国立博物館寄託 五百羅漢絹本著色 2幅 174.0x89.9(各) 根津美術館 永徳3年-至徳3年10月1383年-1386年) 無款 重要文化財 両作は、元々東福寺伝わり、1幅に羅漢10人ずつ描いた50幅の作品だったが、数度散逸経たため、このような所蔵状態になっている明兆がこの大作没頭している時、彼の老母が病に臥せっていたが、この画事のため帰郷できず、かわりに自画像描いて母に送ったという逸話が残る。この原本残っていないが、東福寺には住吉広行による模本がある。 聖一国師岩上紙本墨画淡彩 1幅 35.5x41.8 東福寺京都国立博物館寄託) 無款 重要文化財 岩の上寛いだ姿を描きこのような図は非常に珍しい。小型で賛も無く縦に折り畳んで出来たような折り目があり、元々は下書き草稿のようなのだった考えられる大道一以像 紙本墨画 1幅 47.0x16.2 奈良国立博物館 明徳5年1394年)賛 重要文化財 性海雲見賛。賛文は細川満春の求められ記したが、画像の方は明兆が師への個人的な思慕の念によって制作したとされる

※この「伝明兆作品」の解説は、「吉山明兆」の解説の一部です。
「伝明兆作品」を含む「吉山明兆」の記事については、「吉山明兆」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「伝明兆作品」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「伝明兆作品」の関連用語

伝明兆作品のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



伝明兆作品のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの吉山明兆 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS