伝播期
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/09 09:27 UTC 版)
血小板表面に結合した第VIIIa因子と第IXa因子は第X因子を活性化して血小板表面に結合させる。 血小板表面に結合した第Xa因子と第Va因子はプロトロンビンを次々とトロンビンに変化させる。 大量のトロンビンが血漿中のフィブリノーゲンを分解してフィブリンモノマーにする。フィブリンモノマーは第XIII因子によって架橋されてフィブリンポリマーとなり、他の血球を巻き込んで血餅(血栓)となる。
※この「伝播期」の解説は、「凝固・線溶系」の解説の一部です。
「伝播期」を含む「凝固・線溶系」の記事については、「凝固・線溶系」の概要を参照ください。
- 伝播期のページへのリンク