会社設立時の路線網
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/19 10:01 UTC 版)
「ロンドン・ブライトン・アンド・サウス・コースト鉄道」の記事における「会社設立時の路線網」の解説
会社が設立された1846年当時、同社は建設中のものを含めて約170マイル (274 km)の路線網を有しており、現在のブライトン本線(英語版)、ウェスト・コーストウェイ線(英語版)、イースト・コーストウェイ線(英語版)とその支線によって構成されていた。 ブライトン本線(英語版)は1841年に開業した路線で、ロンドン・ブリッジ駅を起点としていた。また、ロンドン・ブリッジ - コーベッツ・レーン(ニュー・クロス(英語版))間とクロイドン - レッドヒル間はサウス・イースタン鉄道(英語版)と路線を共有していた。さらに合併当時はクロイドンからエプソム駅(英語版)を結ぶサットン・アンド・モール・ヴァレー線(英語版)、スリー・ブリッジズ駅(英語版) - ホーシャム駅(英語版)間を結ぶアラン・ヴァレー線(英語版)の建設工事が行われていた。 ウェスト・コーストウェイ線(英語版)は1840年に開業したブライトン - ショアハム間の支線を起源とする路線であり、合併時にはチチェスターまで延伸がなされていた。またポーツマスへの延伸を目標としてハヴァントまでの延伸工事が行われていた。 イースト・コーストウェイ線(英語版)はブライトンからルイス、セント・レオナーズ(英語版)へ至る路線で、その先のヘイスティングスまでサウス・イースタン鉄道(英語版)に乗り入れていた。また路線全体が開通したのは合併の1ヶ月前で、その時点で既にニューヘイブン、イーストボーン、ヘイルシャム(英語版)への支線を有していた。また合併当時はブライトン本線からヘイワーズ・ヒース付近のキーマー信号場を通じてルイス駅へ至る短絡線の建設工事を行なっていた。 その他、合併直前に路線建設の許可が降りたニュー・クロス(英語版)からデットフォード・ワーフ(英語版)への路線は1849年7月に開業した。しかしこの路線で旅客運行をすると「ブライトン本線より東側で旅客運行をしない」というSERとの協定に反することになるため、貨物運行のみが行われた。また、サリー商業ドック(英語版)からロザーハイズ(英語版)への短い支線も1855年7月に開業した。
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