キユーソー流通システムとは? わかりやすく解説

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キユーソー流通システム

(伊規須武尚 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/24 15:27 UTC 版)

株式会社キユーソー流通システム
K.R.S.Corporation
種類 株式会社
機関設計 監査役会設置会社[1]
市場情報
東証スタンダード 9369
1995年9月28日上場
略称 KRS
本社所在地 日本
182-0021
東京都調布市調布ケ丘3丁目50番地1
北緯35度39分35.3秒 東経139度32分53.2秒 / 北緯35.659806度 東経139.548111度 / 35.659806; 139.548111座標: 北緯35度39分35.3秒 東経139度32分53.2秒 / 北緯35.659806度 東経139.548111度 / 35.659806; 139.548111
設立 1966年2月1日
業種 倉庫・運輸関連業
法人番号 7012401007541
事業内容
  • 倉庫業
  • 各種瓶缶詰類その他一般物品の包装、荷造ならびに配送等の引受業務
  • 貨物利用運送事業 他
代表者 代表取締役社長 富田 仁一
資本金
  • 40億6300万円
(2024年11月期)[2]
発行済株式総数
  • 2535万5800株
(2024年11月期)[2]
売上高
  • 連結: 1,951億9,200万円
  • 単独: 926億7,500万円
(2024年11月期)[2]
営業利益
  • 連結: 55億6,200万円
  • 単独: 9億5,000万円
(2024年11月期)[2]
経常利益
  • 連結: 48億8,700万円
  • 単独: 13億8,600万円
(2024年11月期)[2]
純利益
  • 連結: 26億6,000万円
  • 単独: 9億8,000万円
(2024年11月期)[2]
純資産
  • 連結: 546億5,300万円
  • 単独: 233億8,800万円
(2024年11月期)[2]
総資産
  • 連結: 1,306億3,500万円
  • 単独: 694億2,000万円
(2024年11月期)[2]
従業員数
  • 連結: 7,523人
  • 単独: 644人
(2024年11月期)[2]
決算期 11月30日
会計監査人 EY新日本有限責任監査法人[2]
主要株主
主要子会社
  • キユーソーティス株式会社 100.0%
  • 株式会社エスワイプロモーション 51.0%
  • キユーソーサービス株式会社 100.0%
  • 株式会社キユーソーエルプラン 100.0%
  • 株式会社サンエー物流 100.0%
  • 株式会社サンファミリー 90.0%
  • アクシアロジ株式会社 90.0%
  • キユーソーアレスト株式会社 100.0%
  • 上海丘寿儲運有限公司 100.0%
  • フードクオリティーロジスティクス株式会社 100.0%
  • 株式会社フレッシュデリカネットワーク 51.0%
  • キユーソー四国株式会社 100.0%[2]
外部リンク https://www.krs.co.jp/
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株式会社キユーソー流通システム(キューソーりゅうつうシステム、: K.R.S.Corporation[3])は、日本運送会社である。

概要

大手食品メーカーキユーピー親会社とし、本体や協力会社が共同配送に用いるトラック荷台には「キユーソー便」のロゴが入っている。東証スタンダードに上場。キユーピーグループの物流を一手に請け負っているが、グループ以外にも積極的に営業展開を行っており、2024年11月期の営業収益に対するキユーピーの比率は6.2%である[4]

社名は前身の「キユーピー倉庫」から略したものであり、親会社・キユーピー同様に小文字の「ュ」ではなく大文字の「ユ」が使われている。

2021年1月18日にキユーピーが保有していた一部株式を売却した事に伴い、キユーピーの連結子会社からキユーピーの持分法適用関連会社となった[5]

沿革

  • 1966年2月 - キユーピーの倉庫部門が分離・独立し、「キユーピー倉庫株式会社」として設立[6]。本社は東京都調布市の仙川町にあった[6]
  • 1976年7月 - 商号を「キユーピー倉庫運輸株式会社」に変更[6]
  • 1989年11月 - 共同配送便の名称を「キユーソー便」に統一する[6]
  • 1989年12月 - 商号を「株式会社キユーピー流通システム」に変更[6]
  • 1993年11月 - 本社を調布市の京王調布小島町ビルに移す[6]
  • 1995年9月 - 東証第2部に株式を上場[6]
  • 2000年4月 - 商号を「株式会社キユーソー流通システム」に変更[6]
  • 2004年6月 - 東証第1部に株式を上場[6]
  • 2016年10月 - 本社を現在地に移転[6]
  • 2022年4月 - 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からスタンダード市場に移行。

グループ会社

国内事業者は全て株式会社である。

共同物流事業

  • キユーソーティス株式会社
キユーソー流通システムの配送・輸送および自社での倉庫事業。
  • 株式会社エスワイプロモーション
原材料である油脂・食酢等のローリー輸送、海上輸送および保管事業、通関業。
  • 株式会社キユーソーエルプラン
キユーソー流通システムの倉庫および冷蔵庫の構内作業。
  • 株式会社フレッシュデリカネットワーク
チルド食品を中心とした日配物流事業。
  • キユーソー四国株式会社
食品の輸送・配送事業。

専用物流事業

  • 株式会社サンエー物流
大手スーパーの首都圏物流センターオペレーション業務および運送事業。
  • アクシアロジ株式会社
大手CVSの物流センターオペレーション業務および運送事業。
  • キユーソーアレスト株式会社
大手スーパーの関西圏物流センターオペレーション業務および運送事業。
  • 株式会社サンファミリー
大手CVSの物流センターオペレーション業務および運送事業。
  • フードクオリティロジスティクス株式会社

関連事業

  • キユーソーサービス株式会社
車両・燃料販売、産業車両整備、施設管理請負業および保険代理店業。
  • 上海丘寿儲運有限公司
上海市内を中心とした低温の保管配送事業および上海発着の長距離輸送事業。食品原料を運搬するタンクローリー事業。
  • PT Kiat Ananda Cold Storage
インドネシアにおける倉庫事業。
  • PT Ananda Solusindo
インドネシアにおける倉庫事業。
  • PT Manggala Kiat Ananda
インドネシアにおける国内輸送事業。
  • PT Trans Kontainer Solusindo
フォワーディング、船舶貨物事業。

脚注

  1. ^ コーポレート・ガバナンス - 株式会社キューソー流通システム
  2. ^ a b c d e f g h i j k l 株式会社キユーソー流通システム『第59期(2023年12月1日 - 2024年11月30日)有価証券報告書』(レポート)2025年2月27日。 
  3. ^ 株式会社キユーソー流通システム 定款 第1章第1条
  4. ^ 株式会社キユーソー流通システム『第59期(2023年12月1日 - 2024年11月30日)有価証券報告書 事業の状況』 2025年2月27日。
  5. ^ (経過開示)連結子会社の異動を伴う株式の一部売却に関するお知らせキユーピー 2021年1月18日
  6. ^ a b c d e f g h i j キユーソー流通システム. “沿革”. 2025年5月24日閲覧。

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