付属品・オプション
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/17 01:36 UTC 版)
「H&K XM8」の記事における「付属品・オプション」の解説
銃上部に付いたISM(多機能先進サイト・モジュール)は、ドットサイト式赤外線ポインター(倍率は1倍)、光学サイト(4倍)、赤外線照射装置を装備する。キャリングハンドルを兼ねるブリッジは取り外しが可能で、リアサイト、フロントサイトを内蔵している。コッキング・レバー、マガジン・レバーは両方とも左右どちら側でも操作が可能で、機関部両側にモード切替レバー(安全装置/射撃モード)が取り付けられているなど、左利きの射手にも対応可能な造りとなっている。排莢口は右側面のみだが、その後ろには排出された薬莢を前方へ反射させる突起があるため、やはり左肩からの射撃が容易である。 銃床は、5段階に伸縮が可能なバットストックで、取り外しが可能。ハンドガードは人間工学に基づいた設計をしており、対高温であるため銃身の熱を遮断する他、前端の下面には銃剣を装着する切り欠きがある。ピカティニー・コンバット・アタッチメント・ポイント(英語: Picatinny Combat Attachment Points, PCAP(ピーキャップ))と呼ばれるアタッチメント・ポイントは、各種アクセサリーをワンタッチで付け替えることができる。スコープやレーザーポインターといった照準機器はすべて同じ狙点になるよう設計されていて、交換・取り付け後に個別の零点規制(ゼローイング)を行う必要が無い。箱型弾倉はポリマー製で、金属製のマガジンよりも重量が30%軽くなっている。箱型弾倉以外にも、100連装ドラム型弾倉も存在する。銃身はコールドハンマー製法で作られており、長時間射撃・連続発射を繰り返しても命中精度への影響は少ないとされる。 また、XM8の銃身下部には40mm グレネードランチャー「M320 グレネードランチャー」や、マスターキー仕様の12ゲージショットガン「レミントンM870」などが工具なしで装着可能。 さまざまなオプション部品を取り付けても、同じ条件のM4カービンより2割ほど重量が軽いとされる。
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