他の交通機関との競合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/02 19:49 UTC 版)
空港から最も近い市街地にある西日本旅客鉄道(JR西日本)豊岡駅と大阪駅間には福知山線経由の特急「こうのとり」が所要時間2時間28〜49分、播但線経由の「はまかぜ」が2時間35~57分で運行しており競合関係にある。 高速バスは全但バスが豊岡市街(豊田町バス停、豊岡駅から徒歩15分)と大阪梅田間を所要時間2時間23分~3時間9分で運行しており競合関係にある。2006年7月には北近畿豊岡自動車道が和田山インターチェンジまで開通し、豊岡市街から大阪梅田まで自動車での移動時間が約20分から30分程度短縮された。引き続き和田山インターチェンジから養父市八鹿町の間に和田山八鹿道路の建設が進み、2012年に開通した。これらの道路整備に伴い全但バスも豊岡市街・大阪梅田間が従来3時間超であったものが、一部の便を除いて2時間台へ時間短縮されており、高速バスの競争力強化にともない行政当局も但馬空港の利用者減が懸念されている。 このため、伊丹で乗り継ぎをする事で東京や福岡、出雲、仙台、松山、山形など全国から短時間で訪れることができるようになるという利用価値を見出そうと必死の努力が続けられている。
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