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今村正美

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/31 03:18 UTC 版)

今村正美

今村 正美(いまむら まさみ / まさよし[1]1884年明治17年)10月11日[1] - 1945年昭和20年)2月22日[2])は、日本の検察官内務警察官僚弁護士。官選滋賀県知事

経歴

香川県丸亀市出身[1]。今村信美の二男として出生。明治大学日本大学の各法科を卒業[3]1905年11月、判事検事登用第1回試験に合格[4]1906年7月、司法官試補・和歌山区裁判所及同検事局事務修習となる[5]。以後、大阪、岡山地方の各検事山口県理事官富山県警察部長、北海道庁警察部長、高知県書記官・内務部長[6]熊本県書記官・内務部長[7]などを歴任[3]1927年5月、熊本県内務部長から滋賀県知事に就任(在任期間:昭和2年5月17日~昭和3年6月29日)。

1928年6月29日に休職し、1929年1月21日に朝鮮総督府慶尚北道知事に転任[8]。同年12月11日、退官し弁護士となった。

著作

  • 『行政法要義』中央書院、1911年。
  • 『実用司法警察学』警眼社、1913年。
  • 国分丸治共著『司法警察學』警眼社、1924年。

脚注

  1. ^ a b c 北海道人名辞書 1923, p. 札幌市いの部1.
  2. ^ 『朝日新聞』(東京本社発行)1945年2月26日朝刊、2面の死亡広告より。
  3. ^ a b 『新編日本の歴代知事』637頁。
  4. ^ 『官報』第6722号、明治38年11月25日。
  5. ^ 『官報』第6919号、明治39年7月23日。
  6. ^ 『官報』第3704号、大正13年12月25日。
  7. ^ 『官報』第4232号、大正15年10月1日。
  8. ^ 『日本官僚制総合事典:1868 - 2000』133頁。

参考文献

  • 阿部基治『贖罪:公僕に徹した男 今村正美』日本図書刊行会、1998年。
  • 歴代知事編纂会編『新編日本の歴代知事』歴代知事編纂会、1991年。
  • 秦郁彦編『日本官僚制総合事典:1868 - 2000』東京大学出版会、2001年。
  • 金子信尚編『北海道人名辞書』北海民論社、1923年。 



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