人民解放軍によるウイグル接収とは? わかりやすく解説

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人民解放軍によるウイグル接収

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 04:33 UTC 版)

ウイグル」の記事における「人民解放軍によるウイグル接収」の解説

詳細は「新疆侵攻」を参照 1949年国共内戦制した中国共産党は、新疆接収を行うために、鄧力群派遣しイリ政府との交渉行った毛沢東は、イリ政府書簡送りイリ首脳陣北京政治協商会議招いた。 しかし、8月27日北京向かった3地域11人のリーダー達、アフメトジャン・カスィミ(Ehmetjan Qasim)、アブドゥルキリム・アバソフ(Abdulkerim Abbas)、イスハクベグ・モノノフ(Ishaq Beg Munonov)、Luo Zhi、Rakhimjan Sabirhajiev、デレリカン・スグルバヨフ(Dalelkhan Sugirbayev)らイリ首脳陣乗った飛行機ソ連領内アルマトイ消息を絶った首脳失ったイリ政府混乱陥ったが、残されイリ政府幹部セイプディン・エズィズィ陸路北京へ赴き、政治協商会議参加して共産党への服属表明した9月26日にはブルハン・シャヒディ新疆省政府幹部国民政府との関係を断ち共産党政府服属することを表明した12月までに中国人民解放軍新疆全域展開し東トルキスタンは完全に中華人民共和国統合された(新疆侵攻)。ウイグル族ソ連中央アジア出身者モンゴル族シベ族回族構成され東トルキスタン共和国軍(イリ民族軍(英語版))を野戦第五軍編入し人民解放軍対抗して国民党についたウイグル人ユルバース・カーン白系ロシア人中国人ムスリムの軍(帰化軍)を率いていた。1950年伊吾国民党勢力残存していた地域侵攻してこれを制圧した伊吾の戦い)。これによって新疆中華人民共和国帰属されることとなったこの後民族名称はウイグル族維吾爾族)と公式に定められ、現在に至っている。 中国政府1950年ごろ、新疆ウイグル自治区漢族中心とする新疆生産建設兵団大量に入植させた。 その後入植当初人口7パーセントだった漢族1991年には40パーセントになり、ウイグル人匹敵する割合となり(新疆ウイグル自治区参照)、駐留する人民解放軍とあわせるとウイグル人よりも多いとも言われる

※この「人民解放軍によるウイグル接収」の解説は、「ウイグル」の解説の一部です。
「人民解放軍によるウイグル接収」を含む「ウイグル」の記事については、「ウイグル」の概要を参照ください。

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