京成新製車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/30 07:00 UTC 版)
1941年(昭和16年)に梅鉢車輌で制御車として6両が製造された。200形同様の非対称車体を持つが、全溶接構造のためリベットはない。入線後間もなく電動車化がおこなわれモハ1100形となった。 1947年(昭和22年)高砂車庫での火災で1101が焼失。応急修理で復旧後1953年(昭和28年)本格的復旧工事(電装交換・乗務員扉設置など)が行われた。 その後1102~1106にも乗務員扉設置がおこなわれたが、京成で更新はせずに1961年(昭和36年)に全車新京成電鉄に譲渡された。 新京成では入線後1969年(昭和44年)から京成・新京成旧型車標準の全鋼製車体に更新された。このうち付随車へと更新された車両はモハ1105→クハ1107、モハ1106→クハ1106と制御車の称号を付けて竣工したが1970年12月に「サハ」へと形式変更されている。その後1101・1103が中間電動車扱い(パンタグラフ撤去他)といった変化があったが1987年までに全車廃車された。
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