交渉地、署名・効力発生の通知地
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 04:57 UTC 版)
「日米貿易協定」の記事における「交渉地、署名・効力発生の通知地」の解説
通常2国間の通商交渉は双方の国で相互に開催する。例えば日EUEPAでは第1回交渉をベルギーのブリュッセルで第2回交渉を東京で行い、以後第18回まで相互に(ただし第3回と第4回をベルギーのブリュッセルで、第5回と第6回と東京で連続して開催)開催している。しかし日米協定ではトランプ大統領の訪日(2019年5月27日の国賓来日での東京、6月28日のG20際の大阪)の際の首脳会談及び閣僚協議並びに2019G7(フランス・ビアリッツ)の際に2019年8月25日に首脳会談以外、全てワシントンで開催されている。 また2国間の条約・協定は通常は片方の首都で署名した場合、効力発生のために通知はもう片方の首都で行うのが通例である。例えば日EUEPAは、東京で署名、ブリュッセルで効力発生の公文交換がされている。しかし日米貿易協定はいずれもワシントンで行われている。
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