交渉権の訂正
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 23:17 UTC 版)
「プロ野球ドラフト会議」の記事における「交渉権の訂正」の解説
「2005年度新人選手選択会議_(日本プロ野球)#交渉権訂正」および「2015年度新人選手選択会議_(日本プロ野球)#交渉権訂正」も参照 2005年の高校生ドラフトにおいて、抽選結果が誤って発表され後から訂正されるというドラフト史上初のトラブルが発生した。巨人とオリックスが大阪桐蔭高校の辻内崇伸を1位指名したため、両者の間で抽選が行われた。また、日ハムとソフトバンクが福岡第一高校の陽仲壽を1位指名したため、両者の間で抽選が行われた。いずれの抽選においても、外れた方の球団代表者が「交渉権を獲得した」と勘違いしたため誤った抽選結果が発表されたが、後に訂正された。 また、2015年のドラフトでも、同様のトラブルが発生した。阪神とヤクルトが明治大学の髙山俊を1位指名したため、両者の間で抽選が行われた。ヤクルトの真中満監督が外れくじを引いたが、ドラフト会議のロゴマークを交渉権獲得の印と勘違いしてガッツポーズしたため、ヤクルトが高山の交渉権を獲得したと発表された。しかし、その後の確認で阪神の金本知憲監督が当たりくじを引いていたことがわかり、阪神が高山の交渉権を獲得したと訂正された。なお、この時は2005年の事例も踏まえ、事前に抽選用紙の説明がなされていたにも関わらず起きた。このトラブルを受け、翌2016年から外れくじはロゴマークも印刷しない完全な白紙に変更された。
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