五十円ニッケル貨
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 15:10 UTC 版)
1955年(昭和30年)から1958年(昭和33年)にかけて発行された無孔の五十円ニッケル貨、および1959年(昭和34年)から1966年(昭和41年)にかけて製造発行された有孔の五十円ニッケル貨の2種類が存在する。 仕様の変遷は下記の通り。素材(純ニッケル)、直径(25.0 mm)は2種類とも同じであり、いずれも法定通貨として有効である。なお、純ニッケルは常温で強磁性を持つ素材であるため、ニッケル貨は磁石に付く特性を持つ。 実際には既に回収が進み、現在一般にはほとんど流通していないが、五十円ニッケル貨(有孔)の昭和35年銘には希少価値が評価され取引されているものの、それ以外は希少性がないため古銭商が買取することはほぼない(ただしエラー等の場合はこの限りではない)。 名称発行開始日発行終了年量目孔径図柄周囲五十円ニッケル貨(無孔) 1955年(昭和30年)9月1日 1958年(昭和33年) 5.5 g 穴なし 表面:菊花(横から見たもの)裏面:分銅 ギザあり 五十円ニッケル貨(有孔) 1959年(昭和34年)2月16日 1966年(昭和41年) 5.0 g 6 mm 表面:菊花(真上から見たもの)裏面:文字のみ 平滑
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