事業の開始
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/05 21:46 UTC 版)
平安時代、芋川には、芋川氏の荘園が成立し、斑尾川の水源により稲作が行われていた。しかし、室町時代から江戸時代初期、米の需要の増加から水田の開発が必要が高まり、水源を鳥居川に求めた新たな用水の開削事業が必要となった。 事業開始当初、現在の長野市篠ノ井塩崎の清水戸右衛門(しみずとうえもん)が携わり、大字芋川の中村大樋までの21kmが開通した。その後、飯山藩の野田喜左衛門(のだきざえもん)が事業を引き継ぎ、大字東柏原までの8kmが掘り継がれた。 開削年は諸説あり、江戸幕府開府と同じ1603年とする説が現在では有力である。
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