事業の黎明期
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/06 05:22 UTC 版)
寺田は、当時固定制が普通であった給与を歩合制へ変更し、若い従業員の信頼を得ることに成功した。また車好きであった寺田は、積載量を増やすようトラックを改造するなどして、着実に利益を伸ばしていった。 寺田の経営手腕を認めた井出商店の社長は、共同経営の提案を申し出るが、寺田はこれを拒否する。その後、1971年に井出商店の社長からの借金を清算させた寺田は、1972年に事業を正式に法人化させ、寺田運輸株式会社を設立した。法人化の際、寺田は自らの肩書きを社長ではなく、「営業課長」とし、会社営業の最前線に身を置いた。
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