主犯格I
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/12 21:41 UTC 版)
「横浜港バラバラ殺人事件」の記事における「主犯格I」の解説
2010年(平成22年)10月14日、横浜地方裁判所(朝山芳史裁判長)は、覚醒剤密輸事件について有罪とした部分判決を言い渡した。これは裁判員制度の裁判員の負担を減らすために区分審理を採用したためである。 2010年11月1日、被告人Iの強盗殺人・死体遺棄事件に関する審理の初公判が横浜地裁(朝山芳史裁判長)で開かれた。 2010年11月4日の公判で被告人質問が行われ、被告人Iは殺害動機を「私利私欲のため」と述べた上で反省の態度を示した。 2010年11月10日、横浜地裁(朝山芳史裁判長)で開かれた論告求刑公判にて横浜地方検察庁は被告人Iに死刑を求刑した。裁判員裁判における死刑求刑は新橋ストーカー殺人事件(東京地裁で無期懲役判決、確定)に続き2件目だった。 2010年11月16日、被告人Iに関する判決公判が開かれ、横浜地裁(朝山芳史裁判長)は検察側の求刑通り死刑判決を言い渡した。裁判員裁判における死刑判決はこれが初めてだった。 判決後、朝山裁判長は被告人Iに対し「重大な結論なので控訴を勧めたい」と異例の説諭を行った。また、裁判員6人と補充裁判員1人のうち裁判員を務めた50歳代男性が判決後に記者会見に応じ、「すごく悩み、何度も涙を流した」と感想を述べた。
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