主犯格容疑
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 14:26 UTC 版)
「フォンターナ広場爆破事件」の記事における「主犯格容疑」の解説
イタリアの捜査当局は、ネオファシズム団体"it:Ordine Nuovo (movimento)"に加入していたデルフォ・ゾルジに主犯格の容疑をかけた。1974年に日本に渡ったゾルジについて、1980年代と2000年3月30日の2度にわたり、イタリア政府は日本政府に対し身柄引き渡しを求めた。1997年イタリアの捜査当局は国際刑事警察機構を通じて日本の警察庁に国際手配を要請した。 ミラノ地裁は2001年6月、車で爆弾をミラノに運んだとする証言を根拠に、被告人不在のままゾルジに終身刑判決を出した。2004年3月12日ミラノ高裁は証言は信ぴょう性に欠けるとして逆転無罪判決。イタリア最高裁は2005年5月3日、高裁判決を支持し、ゾルジの無罪が確定した。
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