主上周辺
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 00:57 UTC 版)
主上(しゅじょう) 一条天皇。作中で主上と言えば一条天皇を指す。女性的な見た目と仕草だが歴とした男性。定子を深く愛しているが、定子の前では素直になれず、心にもない暴言を吐いたり、白紙の手紙を何十通も送りつけたりと、想いがから回ることが多い。定子の寵愛を受ける清少納言とはライバル関係にあり、定子と清少納言を引き離すために様々な工作を行う。清少納言を敵視する者同士として、彰子と行動をともにすることが多い。 特に清少納言に対してはかなり口が悪く、毒舌が止まらず椿にたしなめられる事もしばしば。一応国の最高権力者ではあるものの言い争ってかんしゃくを起こしたり、彰子と悪戯の相談で盛り上がったりと見た目相応に子供らしい一面もあり、威厳は皆無。 椿 主上の女房。主上に対してかなり毒舌。暴走しがちな主上の行動をたびたび諌めるが、基本的には放任主義で、行動を把握したうえで敢えて暴走を見逃し、痛い目に遭った所で主上の反省を促すことが多い。 常に主上の動向を把握しており、屋根の上から扉の向こうまでいつの間にか現れては助言を与えたりおしおきの準備をするなど神出鬼没。
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