主な調査
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/09 06:30 UTC 版)
1970年代から姶良カルデラの活動年代や活動状態調査の一環で様々な調査研究行われている。 1977年 噴気中に二酸化炭素と硫化水素が検出され、火山性の活動であることが確認された。 2003年 海洋研究開発機構のハイパードルフィンを使用した調査では、海底表面に熱水が浸み出ている様子を採集した海水から確認。また、海底下20m で、137℃を観測している。 2007年 熱水噴出口(チムニー)が発見された。また、噴出口の熱水の温度は、187.3℃と報告されている。 2007年、2008年に実施された熱水噴出口付近の海底堆積物採取調査では、採取された柱状海底堆積物試料中に高濃度のアンチモンが確認された。周囲の岩石も輝安鉱の塊であったことより、日本国内需要の180年分のアンチモンの埋蔵が見込まれた。金も計算上は25t程度埋蔵されると試算された。
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