主な画史・画論書とは? わかりやすく解説

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主な画史・画論書

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 09:09 UTC 版)

中国の絵画」の記事における「主な画史・画論書」の解説

中国では、南北朝時代以降、各時代さまざまな画史や画論書が著された。以下にその代表的なものいくつか挙げる。 『古画品録』 - 南朝斉・謝赫しゃかく5世紀後半)の著。本書の序にある「画の六法りくほう)」は著名で、六法第一に挙げられた「気韻生動」という考え方その後中国絵画多大な影響与えた。 『歴代名画記』 - 張彦遠ちょうげんえん、815頃 - ?年)の著。大中元年847年)の序があり、会昌元年841年)までの絵画対象にしている。著者による絵画論と、太古以来会昌元年に至る372名の画人伝とを集成した全10巻大著で、中国絵画研究必須の文献である。 『唐朝名画録』 - 唐・朱景玄(787頃 - ?年)の著。122名の画家を「神、妙、能、逸」の4品等区分して論評する中でも呉道玄呉道子)については「神品の上」に位置するものとして絶賛している。 『図画見聞誌』(とがけんもんし) - 北宋・郭若虚(生没年不明)の著。『歴代名画記』が会昌元年841年)までの絵画対象にしていたのを引き継ぎ同年から北宋熙寧7年1074年)までの画家730人の評伝載せる。 『画継』 - 南宋・鄧椿生没年不明)の著。『歴代名画記』、『図画見聞誌』を継いで熙寧7年1074年)から南宋乾道3年1167年)までの画家119人の評伝載せる。 『宣和画譜』 - 北宋第8代皇帝徽宗収集絵画目録

※この「主な画史・画論書」の解説は、「中国の絵画」の解説の一部です。
「主な画史・画論書」を含む「中国の絵画」の記事については、「中国の絵画」の概要を参照ください。

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