けんもん

デジタル大辞泉

けん‐もん【検問】

読み方：けんもん

［名］(スル)

１ 調べ問うこと。問いただすこと。

「生徒の学力を—す」〈村田文夫・西洋聞見録〉

２ 違反や疑わしいことがないかどうか問いただして調べること。特に、警察が通行中の自動車などに対して行う検査。「—にひっかかる」「県内の幹線道路で—する」

けん‐もん【権門】

読み方：けんもん

１ 官位が高く権力・勢力のある家。また、その家の人。「—に媚びる」「—勢家」

２ 権力のある人への賄賂(わいろ)。

「主人(ぬし)も屋敷勤め故、多くは役人衆への—に厭と言はれぬ仲間の付き合ひ」〈伎・三人吉三〉

けん‐もん【県門】

読み方：けんもん

賀茂真淵(かものまぶち)の門人の総称。真淵が県居(あがたい)と号したところからの名。

けん‐もん【見聞】

読み方：けんもん

［名］(スル)「けんぶん（見聞）」に同じ。

「人間の同情に乏しい実行も大分—したが」〈漱石・吾輩は猫である〉