主な施策
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 06:51 UTC 版)
オムニバスタウンに指定されると、市町村が主体となりオムニバスタウン計画を策定する。これらを実行する際に、国土交通省及び警察庁から支援や整備が受けられる。 具体的に、オムニバスタウンに指定された都市で行われた施策としては以下のものがあげられる。なお、必ずしも全都市でこれらが導入されているわけではない。 ノンステップバスの導入(推進)。 コミュニティバスの開設。 ICカード乗車券の導入。 バス専用レーン、公共車両優先システム (PTPS) などの表定速度向上および定時運行確保のためのシステム導入。 パーク&バスライド、サイクル&バスライドなど、他の交通機関との連携。 トランジットモールの試験実施。 バス停のハイグレード化、バスロケーションシステムなど、バスを待つ人に対する快適性の確保。 などである。 なお、ハイグレードなバス停が設置される一方で、エムシードゥコー(三菱商事とジェーシードゥコーの合弁会社)が、2003年(平成15年)から日本で広告パネル付バスシェルターを官民協調で自治体側やバス事業者の負担なしに設置するようになった。 ノンステップバスを用いたコミュニティバスによるトランジットモール(金沢市「金沢ふらっとバス」) ICカード乗車券(浜松市「ナイスパス」) バス乗車口(中ドア)の整理券発行器兼ICカード処理機(浜松市) バス停の接近表示(熊本市・通町筋)
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