両角穣
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/08 06:12 UTC 版)
両角 穣
もろずみ みのる
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生年月日 | 1962年 |
出生地 | ![]() |
出身校 | 明治大学経済学部 |
前職 | 衆議院議員政策担当秘書 |
現職 | 不動産管理会社役員 |
所属政党 | 都民ファーストの会 |
選挙区 | 八王子市区選挙区 |
当選回数 | 3回 |
在任期間 | 2013年(平成25年)7月23日から2021年(令和3年)7月22日、2025年〈令和7年)7月23日から現在まで[2] - |
当選回数 | 4回 |
両角 穣(もろずみ みのる、 1962年[3] - )は、日本の政治家、元地方公務員。都民ファーストの会所属の東京都議会議員(3期)。 東京都議会議員として、経済・港湾委員長、環建委員長、八王子市議会議員 (4期)として、副議長を歴任[1]。自身のSNSや選挙運動などでは、両角みのるの表記を用いられる。
来歴
東京都八王子市に生まれる。新町幼稚園、八王子市立第二小学校、八王子市立第四中学校、東京都立府中西高等学校[1]を卒業。明治大学政経学部政治学科卒業後、八王子市職員、横浜市職員(企画係長)を経て、八王子市議会議員。その後、埼玉大学大学院政策科学研究科修士課程修了(公共政策修士)し、国立大学法人政策研究大学院大学博士課程修了(博士・政策研究)し、阿部司 衆議院議員政策担当秘書を経験した。
2003年八王子市議会議員選挙
2003年(平成15年)4月27日に行われた八王子市議会議員選挙(定員40人)では、49人が立候補し、得票数19位で当選した[4]。
2007年八王子市議会議員選挙
2007年(平成19年)4月22日に行われた八王子市議会議員選挙(定員40人)では、49人が立候補し、得票数13位で当選した[5]。
2011年八王子市議会議員選挙
2011年(平成23年)4月24日に行われた八王子市議会議員選挙(定員40人)では、59人が立候補し、得票数4位で当選した[6]。
2012年八王子市長選挙
2011年(平成23年)11月24日、前八王子市長の黒須隆一が定例記者会見で次期市長選に出馬しないことを表明。[7]。自由民主党を離党しみんなの党の推薦を受けて無所属として八王子市長選挙に立候補するも、「黒須市政の継続」を訴え、無所属・自由民主党・公明党推薦で立候補の石森孝志に敗れる。 ※当日有権者数:450,659人 最終投票率:34.95%(前回比:+0.58pts)
候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
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石森孝志 | 54 | 無所属 | 新 | 74,273票 | 48.05% | (推薦)自由民主党・公明党 |
両角穣 | 49 | 無所属 | 新 | 62,673票 | 40.55% | (推薦)みんなの党 |
峯岸益生 | 63 | 無所属 | 新 | 17,619票 | 11.40% | (推薦)日本共産党・社会民主党 |
2013年東京都議会議員選挙
東京都議会議員選挙に八王子選挙区(定数5)からみんなの党公認で出馬し、東村邦浩、近藤充、清水秀子、相川博につぎ、得票数5位で当選した[8]。当選後間もなく、東京都議会のみんなの党会派の幹事長をめぐり、両角、上田令子、音喜多駿、塩村文夏の4人の都議の会派異動届を野上ゆきえ都議に提出されたため、4人で新会派「みんなの党」(4議席、両角穣代表)を結成した。小池は記者会見し、自らが代表となる新党「希望の党」の結成を発表[9]に伴い、希望の党に加わる。
2017年東京都議会議員選挙
東京都議会議員選挙に八王子選挙区(定数5)から希望の党公認で出馬し、東村邦浩につぎ、得票数2位で当選した[10]。
2021年東京都議会議員選挙
東京都議会議員選挙に八王子選挙区(定数5)から都民ファーストの会公認で両角と滝田泰彦の二人の候補が出馬したが、東村くにひろ、アオヤギ有希子、西山まさる、伊藤しょうこう、須山たかしが当選したが、須山たかしに850票及ばず次点[11]となり、都民ファーストの会の候補は共倒れとなった[11]。
2024年八王子市長選挙
2023年(令和5年)9月25日、前八王子市長の石森孝志が、市議会定例会本会議で「公約として『市長の任期は最長3期12年』と掲げていた。今期限りで退きたいと考えている」と述べ、2024年(令和6年)1月21日に執行される予定の次期市長選に出馬しないことを表明した[12]。前都議の両角は12月15日に都庁での記者会見で、無所属で立候補を表明し[13]八王子市長選挙に立候補するも、石森の後継指名を受け、 自由民主党・公明党の支持層を固める戦略を徹底し、小泉進次郎元環境相や高市早苗経済安全保障担当相、菅義偉前首相、小池百合子都知事らが応援に駆け付けた[14]元東京都庁職員の初宿和夫候補と、先行して立候補した前都議の滝田泰彦[13]候補に敗れた。 ※当日有権者数:468,256人 最終投票率:38.66%(前回比:7.20pts)
候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
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初宿和夫 | 59 | 無所属 | 新 | 63,838票 | 35.76% | (推薦)自由民主党、公明党 (支援)東京維新の会 |
滝田泰彦 | 41 | 無所属 | 新 | 57,193票 | 32.04% | (支持)立憲民主党、日本共産党 社会民主党、新社会党 八王子・生活者ネットワーク |
両角穣 | 61 | 無所属 | 新 | 44,913票 | 25.16% | |
服部貴之 | 40 | 無所属 | 新 | 10,292.369票 | 5.77% | |
鎌田孝之 | 58 | 無所属 | 新 | 2,276.630票 | 1.27% |
2025年東京都議会議員選挙
2025年5月、東京都議会議員選挙の八王子市選挙区に都民ファーストの会公認の唯一の候補として立候補した。2021年東京都議会議員選挙では、都民ファーストの会から公認の2人が出馬したが、2人とも落選。このため選挙期間中は、都民ファーストの会の公認を1人にして、小池百合子都知事が応援に駆け付け、背水の陣を敷いて「東京都議会にとっては、欠かせない人物だから、投票してほしい」と有権者へ直接、電話をかけて投票を依頼する電話作戦をした。同年6月22日の投開票の結果、当選[15][16]。
政策・主張
博士号に裏付けられた政策のプロとして、しがらみのない立場で、本気の改革、新しい都市づくり
所属団体・議員連盟
- 政治団体八王子未来代表
- 八王子まち創造塾代表
- 保護司、宅地建物取引士
- 明治大学校友会八王子地域支部幹事長
- 八王子市青少年対策第四地区委員会理事
- 八王子市ミニテニス協会顧問
- 八王子市西部ソフトボール連盟顧問
脚注
- ^ a b c d e “両角 みのる(もろずみ みのる)公式ホームページ”. 両角 みのる. 2025年9月2日閲覧。
- ^ “議員御紹介:両角 みのる(もろずみ みのる)”. 東京都議会. 2025年9月2日閲覧。
- ^ “八王子市(定数5)に立候補した11人の経歴・政策まとめ【東京都議会議員選挙2025】”. 選挙ドットコム (2025年6月21日). 2025年9月3日閲覧。
- ^ “平成15年 4月27日 八王子市議会議員選挙 投票率・開票結果” (pdf). 八王子市. 2025年9月2日閲覧。
- ^ “平成19年4月22日 八王子市議会議員選挙 投票率・開票結果” (pdf). 八王子市. 2025年9月2日閲覧。
- ^ “平成23年4月24日 八王子市議会議員選挙 投票率・開票結果” (pdf). 八王子市. 2025年9月2日閲覧。
- ^ 八王子市長が引退表明…後継選は混戦必至 YOMIURI ONLINE・2011年11月25日
- ^ “東京都議会議員選挙八王子市選挙区”. 選挙ドットコム. 2025年9月2日閲覧。
- ^ “小池都知事、「希望の党」代表に 「大義なき解散」と発言”. ロイター. 2017年9月25日. 2022年2月14日閲覧.
- ^ “東京都議会議員選挙八王子市選挙区”. 選挙ドットコム. 2025年9月2日閲覧。
- ^ a b “東京都議会議員選挙八王子市選挙区”. 選挙ドットコム. 2025年9月2日閲覧。
- ^ “八王子・石森市長 引退の意向表明 次期市長選に出馬せず:東京新聞 TOKYO Web”. 東京新聞 TOKYO Web. 2023年9月26日閲覧。
- ^ a b “八王子市長選両角氏が立候補表明”. 神奈川県全域・東京多摩地区の市域情報誌タウンニュース (2024年1月4日). 2025年9月7日閲覧。
- ^ “裏金事件で「ブレーキ」と萩生田光一さん 「胃がキリキリ」お膝元の八王子市長選に安堵 自公推薦候補が制す:東京新聞 TOKYO Web”. 東京新聞 TOKYO Web. 2024年1月21日閲覧。
- ^ “都議選2025”. 東京新聞. 2025年9月2日閲覧。
- ^ “両角 穣 都議選2025(都民ファースト 八王子市)東京都議会議員選挙”. 読売新聞. 2025年8月28日閲覧。
外部リンク
- 両角穣 もろずみみのる【公式サイト】
- 両角穣 (@morozumi_m) - X
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