三樹樹三とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 三樹樹三の意味・解説 

三樹樹三

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/23 05:25 UTC 版)

三樹樹三

三樹 樹三(みき きぞう、1895年明治28年)1月30日[1] - 1948年昭和23年)12月15日[2])は、日本の内務官僚。官選島根県知事

経歴

神奈川県津久井郡三ケ木村(現・相模原市緑区)出身[1]明治書院創業者・三樹一平の三男として生まれる[3]第一高等学校を卒業。1918年東京帝国大学法学部政治学科を卒業。同年10月、高等試験行政科試験に合格。内務省に入省し岡山県属となる[3][4]

以後、岡山県理事官長野県理事官、臨時震災救護事務局事務官、復興局経理部会計課長、内務書記官大臣官房会計課長滋賀県書記官・内務部長、群馬県書記官・総務部[5]兵庫県書記官・総務部長大阪府総務部長などを歴任[3]

1937年2月、島根県知事に就任。山東村外六カ村の農業水利改良事業を推進。1939年4月に知事を退任[3]。同年に退官[4]

戦後、日本商工会議所専務理事を務めた[3]

栄典

著作

  • 『隠岐神社鎮座祭を執行し奉りて:磯の松風』三樹樹三、1939年。
  • 『陸又陸』三樹樹三、1941年。

脚注

  1. ^ a b 今田醒民 編『山形名家録』山形名家録編纂局、1922年、武相名家録2頁。
  2. ^ 『「現代物故者事典」総索引 : 昭和元年~平成23年 1 (政治・経済・社会篇)』1177頁。
  3. ^ a b c d e 『新編日本の歴代知事』792頁。
  4. ^ a b 『日本官僚制総合事典:1868 - 2000』221頁。
  5. ^ 『官報』第2416号、昭和10年1月24日。
  6. ^ 『官報』第1499号・付録「辞令二」1931年12月28日。

参考文献

  • 歴代知事編纂会編『新編日本の歴代知事』歴代知事編纂会、1991年。
  • 秦郁彦編『日本官僚制総合事典:1868 - 2000』東京大学出版会、2001年。
  • 『「現代物故者事典」総索引 : 昭和元年~平成23年 1 (政治・経済・社会篇)』日外アソシエーツ株式会社、2012年。



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「三樹樹三」の関連用語

三樹樹三のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



三樹樹三のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの三樹樹三 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS