三世家元 三代目井上八千代とは? わかりやすく解説

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三世家元 三代目井上八千代

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/06 02:26 UTC 版)

井上八千代」の記事における「三世家元 三代目井上八千代」の解説

本名片山春子天保9年2月1日1838年2月24日) - 昭和13年1938年9月7日旧姓吉住大坂住吉社家吉住彦兵衛次女初世家元サト二世家元アヤ師事し井上春を許される。夫は能楽シテ方観世流・六世片山九郎右衛門晋三)。 明治5年1872年)、35歳のとき、京都初の博覧会催され万亭杉浦治郎右衛門二人で余興として「都をどり」を企画振付ならびに指導担当これまで座敷であった京舞舞台にのせ、また祇園町井上流の関係を深めて流派興隆にみちびいた。四代目八千代松本佐多はじめ多く弟子をそだてている。なお「井上八千代」を名乗るのは96歳の時で、それまで片山春子通していた。娘・光子の婿が七世片山九郎右衛門観世元義)で、孫に観世左近(元滋)と八世片山九郎右衛門片山博通)がいる。博通の妻が四代目八千代である。北條秀司戯曲京舞』は、三代目八千代四代目八千代主人公としている。 昭和12年百寿祝賀会創作舞を披露最晩年まで舞にかける情熱衰え見せなかった。翌昭和13年の春、101となっても「都をどり」の采配を振るい、この年天寿を全うしている。

※この「三世家元 三代目井上八千代」の解説は、「井上八千代」の解説の一部です。
「三世家元 三代目井上八千代」を含む「井上八千代」の記事については、「井上八千代」の概要を参照ください。

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