一般投影
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/19 16:37 UTC 版)
「天文博物館五島プラネタリウム」の記事における「一般投影」の解説
メインの番組を「一般投影」と呼び、月毎に話題を変え、平日5回、土日祝日は6回の投影があった。閉館までの制作数は、524番組にも及び、すべて自主制作であった。番組内容は、季節の星空案内と天文の話題でまとめられ、約1時間を生解説で行った。天文の話題は、日食・月食や流星などの天文現象、位置天文学、恒星進化、宇宙論、古天文学、宇宙探査など多岐にわたっていた。天文学的な内容については、毎月開かれた学芸委員会で吟味されていた。 演出効果を上げるために、さまざまな映像資料を収集していた。1950年代から1970年代は東京天文台などから写真を、1980年代に入るとボイジャー探査機の映像を通信社経由で入手してテレビの次に早く使用したり、パソコンによる映像も使い始めた。そして1990年代半ばには、インターネットを通じて入手した映像を使用するようになった。時には、五藤光学研究所とエヌ・ケー・エクサ社の協力で、全天周リアルタイムフルカラーCG投影システムのバーチャリウムで、太陽系旅行の演出をしたこともある。また、職員自身が日食・月食や彗星・流星などの映像を撮影し、番組に使用することもあった。
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