ヴァニラ・ファッジによるカヴァー
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「ユー・キープ・ミー・ハンギン・オン」の記事における「ヴァニラ・ファッジによるカヴァー」の解説
ヴァニラ・ファッジによる1967年のサイケ/ハードロック版カヴァーはBillboard Hot 100で6位を獲得した。7インチ盤シングルは編集がなされ約3分の長さに縮められたが、アルバムヴァージョンは7分に及ぶ。レコーディングは1つのテイクで完了し、ヴァニラ・ファッジの最初のシングルとなった。1976年には野口五郎が木曜スペシャル『輝け!五郎・マペット ゲバゲバ90分!』(日本テレビ系)で、本曲のオルガン、ギター、ベース、ドラム、ボーカルを全て担当して演奏した。2019年にはクエンティン・タランティーノ監督の『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』本編で起用された。 2013年12月13日に行われた examiner.com の音楽評論家、レイ・シャショによるカーマイン・アピスへのインタビューで、アピスは「キープ・ミー・ハンギング・オン」の始まりに関して話している。シャショはアピスに対してスプリームスのカヴァーというのは誰のアイデアだったのか尋ね、アピスは「それはマークとティミーさ。僕らは曲のテンポを落とし、歌詞を聴いて、以前はよく歌詞が決めていたことを見習おうとした。それは傷心の歌だった。それに多くの感情が込められていた。「ピープル・ゲット・レディ」はゴスペルに似ていた。「エリナー・リグビー」は少々不気味で、教会のようだった…ホラー映画か何かのように。もし君がスプリームスの「キープ・ミー…」を初めに聴いたなら、それは幸福に聞こえるけれど、歌詞は全然幸福じゃない。もし君がその状況で生活したなら、歌詞は確実に幸福じゃない。」とのように語っている。
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