ワイルドウイリス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/03/13 08:42 UTC 版)
「ワイルドウイリー2」の記事における「ワイルドウイリス」の解説
当時のタミヤとしては異色のキットである。ボディのデザインは稀代のジープマニアであった、アニメーター・キャラクターデザイナーの大塚康生で、ミリタリー感満載のボディと、座席には躍動感の有るアニメキャラクターのようなドライバーフィギュアが載り、デフォルメモデルでありながらスケールモデルのタミヤの面目躍如であった。 重心を高く、後方に位置させることで、急発進をするだけで簡単にウイリー走行やスピンターンが楽しめた。また、車内の重量物を移動させることが可能で、これにより重量バランスが変わりウイリーをしない普通の走りも楽しめるようになっていた。 『ラジコンボーイ』(月刊コロコロコミック)の主人公使用マシンとして登場させたことで当時の小学生から人気を博したが、これは、タミヤにおけるメディアミックスの先駆けと言われており、その後の、ミニ四駆やダンガンレーサーなど以降に続いて行くこととなる。 翌年には、ワンメークレースで人気のあったホンダシティターボⅡ(ブルドッグ)をモデル化した、シティターボ・ウイリーレーサー(ほぼワイルドウイリスと共通のシャーシ)が発売され、シャーシを流用しロングホイルベース化により通常のオフロード走行に適したモデルとして、以下の2台も同年に発売されています。 オペルアスコナ400ラリー アウディクワトロラリー 本キットのミニチュア版として発売された、コミカルミニ四駆シリーズ「ワイルドウイリスJr」は、高価な本家のラジコン版が買えない低学年の子ども達に人気となり、後のミニ四駆人気の歴史を創った。
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