四駆シリーズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 14:21 UTC 版)
タミヤのミニ四駆シリーズに対抗して発売された。基本的なスケールは1/32。タミヤ以外のメーカーもミニ四駆に追従しようとこぞって四駆プラモを販売していたが、アオシマでも88年頃に発売された「テクニ四駆」(他社のラジコンのスケールダウンモデル等)シリーズを皮切りに、バットモービルやデロリアンなどの海外映画に登場の車両や刑事ドラマ「ゴリラ」に登場した車両、そして『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』の車両などの四駆プラモを展開していた。モーターはタミヤ正規品より強力なものを販売していた。シリーズ名の「テクニ」は「テクニカル」を意味する。 2019年にサイバーフォーミュラのBOXセット(ミニ四駆で言うメモリアルボックスに相当するもの)が発売され、再販ではあるがタミヤ以外で唯一令和に四駆モデルをリリースしている(ただしモーターは別買い)。 その他にタミヤのコミカルミニ四駆に相当する「マルチ四駆」や、シャーシを変更しスピード競技にも対応した「マルチ四駆リアルタイプ」も発売された。 更にはバンダイで2004年から2009年まで展開していた『バクシード』にも参加。かつてアトランジャーの合体マシンで使用した「タイガーシャーク」の名称でリリースしている。なお、タイガーシャークの名称は商標登録されているため(登録1743388号)、パッケージには「®マーク」が記載されていた。 その他、2駆ではあるもののテクニ四駆系のパーツが使えるキットとして「頭文字D」シリーズが数種類リリースされた他(モーターは別買い)、同シリーズのキットを流用した「痛車」シリーズの「けいおん!」「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」シリーズがセガのアミューズメント景品向けに展開されていたが、こちらではギアや金具等のモーターライズ部品がオミットされていた。
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