レース形態
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/17 01:41 UTC 版)
「フォーミュラ・ニッポン」の記事における「レース形態」の解説
2000年からレース途中のタイヤ4輪交換を義務づけることでレースのエンターテインメント性を高め、チームとドライバーにはレース戦略の構築が求められるようになった。 2003年からローラのワンメイクになるにあたり、レース距離は変えずに「再給油」を導入したが、レース途中で再給油せずにレースを走りきってしまう場合があったため、2004年からレース距離をそれまでの200kmから伸ばし、さらに2005年からはF1とほぼ同じ「300km」とした。これにより無給油でレースを走りきれないようになったはずだったが、実際には無給油で走りきってしまうチームが続出した。また、ピット作業の人数を制限したこと、後にタイヤ4輪交換の義務をなくしたことで、前後いずれかのみ、または左右いずれかのみの2本を交換することでピットインの時間を短くする戦略も生まれた。 2007年にはレース距離を最短230kmから最長300kmまで幅を持たせたり、ピットインの義務付けをなくしたりと、レースにバラエティをもたせる試みがなされた。また第3戦(もてぎ)ではスペシャルステージ方式の予選が行われた。 2008年は、第5戦(鈴鹿)と第6戦(もてぎ)と第7戦(富士)で2レース制を採用した。2レース目のスターティンググリッドは第1レースの上位8台がリバースグリッド、9位以下は第1レースの着順のままであった。また2レース制の導入によりポイントシステムが変更された。予選システムに関しては、F1でも採用されているノックアウト方式の予選が採用された。 2009年は参戦コスト抑制を目的に、大会日程を3日間から2日間に短縮。前年採用した2レース制やリバースグリッドは採用せず、レース距離も最長250kmに短縮された。なお、予選は前年同様ノックアウト方式であるが、エントリー数の減少もあって予選順位の配分が変更された。
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