レンズ歪み
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 22:55 UTC 版)
「3DCGソフトウェア」の記事における「レンズ歪み」の解説
レンズ歪みの適用/補正はソフトウェアにより異なるアルゴリズムが使われている。アルゴリズムには放射状歪みの適用/補正だけでなく、接線歪みや薄プリズム歪みの適用/補正に対応するものもある。代表的なものには単純な二次式補正、SynthEyesやBoujouで使われている三次式補正、libmvの多項式モデル及びDivisionモデル (OpenCVのopencv_sfmモジュール、Blender等が対応)、3DEqualizer方式 (3DEqualizer、FusionのLensDistortノード等が対応)、PFTrack方式 (PFTrack、FusionのLensDistortノード等が対応)、Nuke/Natron方式 (Blender 2.90以降等が対応)、写真測量ソフトウェアで良く使われているBrown-Conrady歪みモデル、PTLensの独自モデル (Hugin等が対応)、Adobe Camera Model (PTLens等が対応)、OpenCVの独自モデルなどが存在する。 また、歪みデータを画像化したSTマップ等のテクスチャも存在し、NukeのSTMapノード、FusionのTextureノード、PFTrack 2016以降、mocha ProのLens ModuleのRender Distortion Maps、V-Rayなど、多くのソフトウェアが対応している。 Lens Distortion Plugin Kit (Science-D-Visions) Nuke用の3DEqualizer互換レンズ歪みプラグイン。STマップ作成向けツールも含んでいる。姉妹プラグインに、After Effects用のAfter Effects Lens Distortion Pluginが存在する。 ft-Lens Distortion (aescripts + aeplugins) After Effects用のCubic方式のレンズ歪みプラグイン。 ft-UVPass (aescripts + aeplugins) After Effects用のUVパス向けプラグイン。STマップにも使用可能。 SyLens for Nuke Nuke用のSyntheyes互換レンズ歪みプラグイン。オープンソース。 mocha lens importer for AE (Imagineer Systems) After Effects用のmocha Pro互換レンズ歪みプラグイン。
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