レニングラード初演とは? わかりやすく解説

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レニングラード初演

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/29 04:15 UTC 版)

交響曲第7番 (ショスタコーヴィチ)」の記事における「レニングラード初演」の解説

レニングラード初演に先立って1942年7月7日レニングラードから疎開していたエフゲニー・ムラヴィンスキーとレニングラード・フィルハーモニー交響楽団ノヴォシビルスクにて演奏行った。 そして1942年8月9日カール・エリアスベルク指揮、ラジオ・シンフォニーの演奏でレニングラード初演が決行された。 レニングラード初演を担当したエリアスベルク当初戦時中情勢下であることから、この交響曲編成三管編成程度であろう予測していたが、実際予想大きく上回る五管編成という巨大な編成であったことから、初演のための演奏家不足に悩まされた。そうした事情からエリアスベルクは、共産党書記ニコライ・クズネツォフ面会し前線から急遽演奏家たちを呼び戻しオーケストラ欠員補充することを要請した最終的に前線から呼び戻され演奏家は、レニングラード出身者のみならずソビエト連邦構成する共和国出身軍人音楽家なども呼ばれた。 この日はまさにドイツ軍レニングラード侵入予定日であったが、演奏会のためにレオニード・ゴヴォロフ軍事作戦発動させてソ連軍激し砲撃行ったため、演奏始まった5分後には砲撃音が聞こえ会場内シャンデリア揺れたが、市民砲撃音に慣れていたことから、音楽聴き入った

※この「レニングラード初演」の解説は、「交響曲第7番 (ショスタコーヴィチ)」の解説の一部です。
「レニングラード初演」を含む「交響曲第7番 (ショスタコーヴィチ)」の記事については、「交響曲第7番 (ショスタコーヴィチ)」の概要を参照ください。

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