レギュレーションが非常に緩い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/13 22:38 UTC 版)
「マイクロマウス」の記事における「レギュレーションが非常に緩い」の解説
たとえば、他の競技では大きさや重量、使用する部品の制約が存在するが、マイクロマウスの場合は事実上存在しない(大きさ制限はあるが、基本的に小さい方が速い。バッテリ以外の内燃機関も同様)。そのためハードウェアの自由度が非常に高く、以下のように様々なタイプのロボットが参加している(していた)。 2輪・3輪・4輪・6輪 一般的な形状は2輪であるが、3輪・4輪・6輪のマウスも存在する。 吸引 掃除機のように床面に張り付いて走る。他の競技では競技バランスを崩すということで禁止されているが、マイクロマウスでは参加可能である。 歩行 車輪に限定されていないため、二足歩行でも参加可能である。 画像処理 高さ制限が無いため、スタート地点で上方からカメラで迷路を撮影し、画像処理で最短経路を求める事も可能である。 また、1マスの正方形よりも、ロボットの大きさ制限のほうが大きいので、壁よりも外にセンサーの発光部ないし受光部を置き、壁に遮られているかどうかを検出する、という単純で確実な方式を使うことができる(初期にはそのようなロボットが多かった)。これら自由度の高さにより、プロセッサやセンサ等の技術進化をそのままマイクロマウスに反映させる事ができる為、30数年経過した今でも速くなり続けている。
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