レエ・セイアス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 21:47 UTC 版)
「ガイア・ギアの登場人物」の記事における「レエ・セイアス」の解説
声:高山みなみ メタトロンのマン・マシーンパイロット。サイド2のスペースコロニー、ヘラスの不良グループの一員。メッサーらと共に政治犯としてメタトロン側へ引き渡された後、マン・マシーンの操縦訓練を受ける。そのことが彼女の生き方に大きな影響を与えた。 物心ついた時には両親はおらず、成長するにつれて普通は子供には親がいることを知った。それを想像するのは楽しい経験ではなかったので、物事を想像することが嫌いになった。ハイスクールに入ると独立して生活しなければならなくなり、メッサーたちとの自暴自棄の生活が始まった。そこには力だけが自分の立場を主張する明快な世界があって想像力を使う必要が無かったので、彼女はそれを愛した。 一見粗暴に見えるメッサーには人肌を恋しく思うようなどこかまともなところがあり、レエは彼を今一つ好きになれなかった。しかし、彼女にマン・マシーンを操縦する才能があることがわかったことで、組織の中で我慢することを覚えさせられ、アフランシと親交を深めることにつながった。才能がないといいながらもやらなければならない苦しい立場を甘受し、結局それを嫌とは感じないと映るアフランシにわけもなく親近感を抱くと、メッサーの甘さも許せるようになった。 地球降下後の戦闘でクリシュナの落下に気づき、助けようとするが失敗する。しかし、その後に偵察に同行したルーバン亭では、マハに寝返ったそのクリシュナと遭遇し、銃撃戦になる。 メッサーが撃墜されてからは死にたいという捨て鉢な気持ちで戦闘に挑み、次々と敵を撃墜していく。しかしウルのギッズ・ギースと遭遇し、撃破は免れるもそのままノイシュヴァンシュタイン城へ墜落。そこでエヴァリー・キーを発見し、アフランシにそれを伝えると、抱き合う二人を見ながら絶命した。 ラジオドラマ版 メッサーと一緒にヘラスでチンピラをしていたが、成り行きからメッサーと一緒にメタトロンに参加してマン・マシーンのパイロットになる。 メッサーが脱走を持ちかけた時には「連邦軍でもマハでも行けばいい」と厳しい言葉を投げつけたが、本心では覚悟を決めてメタトロンでパイロットをやって欲しいとも思っていた。メッサーがやる気を出したことで自らもパイロットとして本腰を入れるようになって行ったが、メッサーはジャン・ウェン・フーに撃墜されてしまい、涙を流す。レエを気遣ってアフランシはその場に残ろうとするが、彼女は「あんたにはまだやる事があるだろう!」と一喝して彼を決戦の場へと送り出し、一人ドハディでエアフォース1を守った。 小説版と違い、エアフォースのメンバーと共に最後まで生き延びている。
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