ルールの付加
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 13:38 UTC 版)
数独のルールに新たな条件を追加したものがある。代表的なものには以下のようなものがある。追加の条件にはそれ自体が解答のヒントとなるものも多いため、同程度の難易度の通常の問題に比べ初めから数字で埋められているマスは少ないことが多い。 対角線 縦・横・ブロックの他に、対角線でも同じ数字が重複してはならないようにしなければならない問題。対角線を強調するために点線が引かれていたり、色分けされていたりすることも多い。 重ね合わせ 複数の問題がマスを共有している問題。共有された部分のマスはそれぞれの枠の一部であるため、それらすべてから制約を受ける。 リレー ある問題の解答の一部がそのまま次の問題のヒントとして用いられる。 任意の9マス 9×9の問題の81マスの内、9マス(例えば、各ブロックの中央のマス)のみ色分けなどによって限定し、その9マスには1から9の数字が一つずつ入るように制限を設ける問題。 合計値 すべてのマスが、3×3のブロックとは別に1〜4個程度のグループに分けられており、各グループの合計が指定されている問題。「サムナンプレ」「キラー数独」などと呼ばれる。 入る数字の制限 色分けなどによってマスを分別し、「色つきのマスには偶数のみ入る」「カプセルの中には奇数と偶数が1つずつ入る」などのようにマスに入る数字を制限した問題。 隣り合ったマスの関係 マスの境界線に記号を置くことにより、隣り合ったマスに条件が課せられる問題。以下の2つが多い。不等号によって隣り合ったマスの大小関係が指定されている。 問題によって指示される記号を挟むマスの数の差が1になる。はさまれない場合の差は2以上が多い。
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