ルルデス・グリエルとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ルルデス・グリエルの意味・解説 

ルルデス・グリエル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/12 07:43 UTC 版)

ルルデス・グリエル
Lourdes Gourriel
基本情報
国籍  キューバ
生年月日 (1957-03-09) 1957年3月9日(68歳)
選手情報
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
選手歴
監督歴
  • ガジョス・デ・サンクティ・スピリトゥス
国際大会
代表チーム キューバ
五輪 1992年
オリンピック
男子 野球
1992 野球

ルルデス・グリエル・デルガド(Lourdes Gourriel Delgado, 1957年3月9日 - )はキューバ野球選手及び野球指導者[1][2]現役を退いてからは、ニカラグア野球チームや、自身がかつて所属していたガジョス・デ・サンクティ・スピリトゥス監督を歴任している。

ニックネームは「デ・パルマの英雄」。

経歴

1976年から1996年まで20年間選手として活躍[3] [4][5]。現在でもガジョス・デ・サンクティ・スピリトゥスの記録として破られていない。選手としての成績は、2026安打打率.323、247本塁打[4]

アマチュア選手として日本社会人野球でも活躍。1996年阿部企業硬式野球部兵庫県神戸市)に入団[6]1998年いすゞ自動車硬式野球部神奈川県藤沢市)へ移籍。同年の都市対抗野球では「4番・指名打者」として1本塁打を放つなどの活躍でチームを5年振り4度目のベスト8へ導いている[6][7]

ワールドポート・トーナメント後に現役を引退し、ガジョス・デ・サンクティ・スピリトゥスの監督に就任。2007年までの7シーズン監督を務める。監督成績は381勝295敗。リーガ・ニカラグエンセ・デ・ベイスボル・プロフェシオナルブール・インディオズの監督も2シーズン務めた[8]

国際野球大会での活躍

野球キューバ代表として1980年の第26回世界野球選手権と1989年IBAFインターコンチネンタルカップでの金メダル獲得に大きく貢献し、バルセロナオリンピック1992年)ではオマール・リナレスアントニオ・パチェコオレステス・キンデランビクトル・メサホセ・デルガドなどらと共にスタメンとして金メダルを獲得するなど、10年以上にわたってキューバ代表チームでプレーする。

家族

はオルガ・リディア。弟も元ガジョス・デ・サンクティ・スピリトゥス所属の野球選手ルイス・エンリケ・グリエルバルセロナ大会でのチームメイトのホセ・デルガドは叔父にあたる。24歳の時に生まれた長男はユニエスキ・グリエル、27歳の時に生まれた次男はユリ・グリエル。更に下に息子ルルデス・グリエル・ジュニアがおり、全員が野球選手になっている[9]

脚注

  1. ^ http://www.havanatimes.org/?p=11147
  2. ^ グリエル父は阿部企業いすゞ自動車でプレー 都市対抗で一発も”. スポーツニッポン (2014年5月31日). 2014年5月31日閲覧。
  3. ^ http://cuban-play.com/estadisticas/labor-de-por-vida-en-series-nacionales/lourdes-gourriel-delgado
  4. ^ a b Beisbol Cubano: Lourdes Gourriel Delgado Estadísticas (〜1996)
  5. ^ Baseball-Reference Bullpen: Lourdes Gourriel Sr.
  6. ^ a b スポーツニッポン: グリエル父は阿部企業といすゞ自動車でプレー(2014-05-31)
  7. ^ en:Lourdes_Gourriel
  8. ^ Lourdes Gourriel, el Hombre de los Grandes Momentos (+2 jonrones históricos)”. Fotos de la Habana. Fotos de la Habana (2022年3月9日). 2025年4月30日閲覧。
  9. ^ https://web.archive.org/web/20161204000000/https://www.sports-reference.com/olympics/athletes/go/lourdes-gourriel-1.html

関連項目




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ルルデス・グリエル」の関連用語

ルルデス・グリエルのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ルルデス・グリエルのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのルルデス・グリエル (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS