リサローズ YQ65【リサローズ YQ65】(草花類)
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登録番号 | 第4464号 |
登録年月日 | 1995年 3月 23日 | |
農林水産植物の種類 | シンビジウム | |
登録品種の名称及びその読み | リサローズ YQ65 よみ:リサローズ YQ65 |
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品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 2001年 3月 26日 | |
品種登録者の名称 | 有限会社向山蘭園 | |
品種登録者の住所 | 山梨県塩山市熊野274番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 向山武彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「シルバニア ソネット」に「キーラ」を交配して育成されたものであり,花は紫ピンクの地色に鮮紫ピンクの条線が入り,リップは紫白の地色に紫赤の斑点とぼかしが入る中型種である。 草型は中,草姿は中間型である。開花ぎ球茎の正面の形は卵形,横断面の形は扁円形,高さは61~ 100mm,長径は51~70mmである。葉の全体の形は広線形,先端は鋭先形,葉の長さは45~75cm,幅は31~40mm,葉色は緑,葉の頂点の角度は30~45゜,先端は30~60゜,葉数は10~12枚である。花茎の長さは50~80cm,太さは12~15mm,色は上部,中部,下部とも淡緑,1花茎の花数は11~20である。花型は抱咲き,横径は81~ 100mm,縦径は61~80mm,ドーサル・セパルの正面の形は長楕円形,ラテラル・セパルは倒広卵形,ペタルは広かま形である。リップは長へら形,先端は小凹形,周縁の反転は小,波打ちは中である。全体的な花色は桃系,セパル及びペタルは紫ピンク(JHS カラーチャート9703)の地色に鮮紫ピンク(同9705)の条線が入り,リップは紫白(同8901)の地色に紫赤(同9714)の斑点とぼかしが入る。花の香りは弱,開花期は初冬である。 「リサローズ 貴婦人」と比較して,セパル及びペタルが紫ピンクの地色に鮮紫ピンクの条線が入ること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,出願者のほ場(山梨県塩山市)において,「シルバニア ソ ネット」に「キーラ」を昭和56年に交配し,61年にその実生開花株の中 から選抜し,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,平成3年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 なお,出願時の名称は「LISA ROSE YQ65」であった。 |
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