リカ・クロニクルシリーズ
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「リカ (小説)」の記事における「リカ・クロニクルシリーズ」の解説
『リターン』幻冬舎 2013年6月 /幻冬舎文庫 2015年11月第1作から10年後を舞台に、リカを追跡する2人の女刑事を描いた直接の続編。後述する映画の原作。 『リバース』幻冬舎文庫 2016年10月裕福な医師一家に潜む闇を、住込み家政婦が恩人への手紙の形式で描く、雨宮リカ誕生のプロローグ。 『リハーサル』幻冬舎文庫 2019年2月第1作でも途中触れられる、リカが関与した花山病院での若い副院長殺害の全容が詳細に明かされる。 『リメンバー』幻冬舎文庫 2019年12月リカ事件の心理感染とみられる連続殺人を中心に、『リカ』『リターン』の登場人物のその後を描く。 『リフレイン』幻冬舎文庫 2021年3月リカが在籍した看護学校の火災事故までを、生存者の手記や事故の雑誌記事からの引用の形で進行。 シリーズの時系列 過去から『リバース』→『リフレイン』→『リハーサル』→『リカ』→『リターン』→『リメンバー』の順。ただ『リフレイン』はこれまでのリカシリーズの総集編も兼ねてある為か、話の核となる火災事故の前後の出来事を扱っている描写がある。また同じく『リフレイン』では、事件の起きた年が微妙に違っているなど(『リターン』で1作目の出来事が2002年12月に起こっていることが判明しているが、『リフレイン』では2000年に起こったとされている)、若干の齟齬がみられている。
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