ランドモゲラー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 00:39 UTC 版)
MOGERAの上半身を構成する地底戦車。正面に装備した超硬質ダイヤモンド製のドリルバスタードリルと両脇(両腕)のドリルの自動追尾式レーザー砲によって地中を掘り進むことができる。アンテナ部には地対空レーザーキャノンを装備。地上・空中での機動面はスターファルコンに依存しているため、ランドモゲラー自身には合体用の浮遊能力しか与えられておらず、逆に攻撃システムのほとんどが集中する構造となっている。 乗員は2名で、合体時はランドモゲラーのコクピットがMOGERAのメインコクピットとなる。最終決戦時には、功二と清志が操縦する。 福岡での決戦時では、スペースゴジラのエネルギー供給源となっていた福岡タワーを倒壊させる。 東宝特撮初の地底戦車である。 脚本ではモールタンクという名称であった。デザイン画ではβバイソンという名称も用いられていた。 メインモデルの造型はオガワモデリング、合体・変型用モデルは東陽モデルがそれぞれ担当。前者はFRP製。スターファルコンともどもメインのミニチュアに変型ギミックを入れることも検討されたが、時間の都合などから別に造型された。それでも、キャタピラなどの可動部があるため前作のガルーダ同様重くなったが、ガルーダのようにスーツに直接合体するものではないため撮影に支障はなかった。その後、メインモデルは2009年の時点で所在不明となっている。 地中を掘り進むシーンは、固定したミニチュアを横に向けたカメラで撮影し、背景を動かしながらベルトコンベアで上から土を落としている。
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