ランダム型アイテム提供方式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 06:13 UTC 版)
「アイテム課金」の記事における「ランダム型アイテム提供方式」の解説
アイテムやキャラクターに対し、最低~最高位まで数段階の「レアリティ」が設定されており、レアリティが高くなるほど当選確率が低くなる。 偶然性でアイテムを提供する方式で、現実世界に存在するいわゆる「くじ」とは違い確率的なイメージとしては抽選毎にサイコロを振って出目に応じてアイテムを排出しているようなものでアイテムは重複して当選することがあり、またいくら課金と抽選を繰り返してもレアアイテムが当たる保証はなく当選確率も途中で変動しない(このような事象を、確率論では「独立」という)。日本と台湾では単に「ガチャ」というと「ランダム型アイテム提供方式」のことを指す。韓国では「ガチャ」「キット」など複数の呼び方があるが、いずれも日本のガチャ同様と考えてよい。 演出としては「箱からアイテムが出てくる」「召喚陣からキャラクターが召喚される」などゲームタイトルによる。 アイテム提供割合の表示の例レアリティ(種別)(例)確率(提供割合)(例)アイテムの内容表示(例)スーパーレア(SR) =★★★★ 1.0% 「ダイヤモンド」が出現(最高のレアリティ)。 レア(R) =★★★ 4.0% 「ルビー」「エメラルド」いずれかが出現。 アンコモン(UC) = ★★ 15.0% 「アクアマリン」「ガーネット」いずれかが出現。 コモン(C) = ★ 80.0% 「ラピスラズリ」が出現(最低のレアリティ)。 JOGAガイドライン の3.(1).「d」項目では、上記の例の表のように、レアリティ(レア度)やカテゴリ等の種別及び提供割合を表示することを求めている(「a」~「d」いずれかの項目を満たす必要がある)。このように、種別内(レアリティ内)にアイテムが複数含まれていることがあり、ユーザーはこういった表示からはそれぞれ個別のアイテムがどの割合で含まれているかを知ることができない。「グランブルーファンタジー」において、キャラクターの確率を巡りグランブルーファンタジー#トラブルも起きた。 CESAガイドラインでは、全てのアイテムの提供割合を表示するかそれに相当する表示を求めている。
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