ラリー・イタリア・サルディニア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/13 16:11 UTC 版)
| ラリー・イタリア・サルディニア
Rally D'Italia Sardegna
|
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|---|---|
| 状況 | 平常 |
| 種類 | 世界ラリー選手権 |
| 日程 | 6月 |
| 頻度 | 毎年 |
| 会場所在地 | サルディニア |
| 開催国 | |
| 初回開催 | 2004年 |
ラリー・ディタリア・サルディニア(Rally D'Italia Sardegna)は、イタリアのサルディーニャ島で開催される世界ラリー選手権 (WRC) の一戦。ラリー・サンレモに代わって2004年からWRCイタリアラウンドとして開催されている。
特徴
サルディーニャ島北西部のアルゲーロを拠点に開催される[1]。ステージは郊外の丘陵地帯を走るグラベルコースで、ツイスティながらも高速タイプ。道幅は狭く、埃っぽく、コース脇の岩に注意が必要となる。また、地中海性気候のため夏場は乾燥して気温が高く、車輌や選手にとってタフな戦いとなる。モンテ・レルノのSSには名物の「ミッキージャンプ」がある。
2013年は2日間に日程を詰めて行なわれた[2]。
2004年にペター・ソルベルグが始めて以来、勝者が海に飛び込むというお祝いの方法があったが、2023年に禁止されている[3]。
2020年は、新型コロナウイルスの影響で、一時延期になったが、新たに発表された暫定カレンダーに残り、無事に開催された。
歴代勝者
| 年 | 優勝者 | 車輌 | |
|---|---|---|---|
| ドライバー | コ・ドライバー | ||
| 2004年 | スバル・インプレッサWRC | ||
| 2005年 | シトロエン・クサラWRC | ||
| 2006年 | |||
| 2007年 | フォード・フォーカスWRC | ||
| 2008年 | シトロエン・C4WRC | ||
| 2009年 | フォード・フォーカスWRC | ||
| 2010年† | シュコダ・ファビア S2000 | ||
| 2011年 | シトロエン・DS3 WRC | ||
| 2012年 | |||
| 2013年 | フォルクスワーゲン・ポロ R WRC | ||
| 2014年 | |||
| 2015年 | |||
| 2016年 | ヒュンダイ・i20 WRC | ||
| 2017年 | フォード・フィエスタWRC | ||
| 2018年 | ヒュンダイ・i20クーペWRC | ||
| 2019年 | |||
| 2020年 | |||
| 2021年 | トヨタ・ヤリスWRC | ||
| 2022年 | ヒョンデ・i20 N ラリー1 | ||
| 2023年 | |||
| 2024年 | |||
| 2025年 | トヨタ・GRヤリス ラリー1 | ||
†2010年はインターコンチネンタル・ラリー・チャレンジ (IRC) として開催。
脚注
- ^ 2013年までは北東部のコスタ・スメラルダ(黄金海岸)[要出典]と呼ばれる高級リゾート地の港町オルビアが拠点だった。
- ^ "【第7戦 ラリー・イタリア:プレビュー】WRC初開催から10年目のサルディニアは短くも長い(!?)2日間決戦". 日本ミシュランタイヤ.(2013年6月20日)2013年12月10日閲覧。
- ^ SARDINIA HARBOR JUMP CELEBRATION BANNED THIS YEAR
外部リンク
- ラリー・イタリア・サルディニアのページへのリンク