ラプラタ川流域
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/24 15:46 UTC 版)
「ドゥルセ・デ・レチェ」の記事における「ラプラタ川流域」の解説
レシピにバリエーションがあるため、名称が変わることもある。例えばラプラタ川流域でドゥルセ・デ・レチェと呼ばれるものは牛乳と砂糖でのみ作られ、褐色化を抑えシナモンやバニラを加えたマンハール・ブランコとは異なる。 ラプラタ川流域の市場(アルゼンチンとウルグアイ)にはドゥルセ・デ・レチェの異なるタイプがあることで知られている。 伝統タイプ: 照りと粘度に特徴がある。応用が利くため、のばしてパンに塗る、ケーキやアイスクリームに混ぜる、アルファホルやカニョンシト(cañoncito、アルゼンチンのパイ菓子)にはさむ、飴(非常に粘りの強い伝統的なキャンディー)や他のデザートの材料にも使われるなどする。 ペーストリー用: 伝統タイプに比べて濃縮度が高く、くすんでおり、切れが良い。粘りを保つために植物性化学物質を加えることも可能である。主にケーキやパイに使用される。 アイスクリーム用: 商業用に作られ、伝統タイプに似ているが、色、照り、味が強い。 その他: 脂肪分や糖分を抑えたダイエット・タイプ、他のものをまぜたミックス・タイプなどがある。 アルゼンチンではムム (Mu-Mu) 社が製造を始めたバキータ(Vaquita、「小さなメス牛」の意)という商品名のドゥルセ・デ・レチェ飴に人気があった。ムムが1984年に倒産してからは、他のブランドが同じような飴を元祖商品に似せたバウキータ (Vauquita) やバケリータ (Vaquerita) などの名称で製造している。
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