ラウンドボーイ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/16 09:50 UTC 版)
男性がラウンドガールと同様の役割を果たすラウンドボーイも存在する。これも和製英語であり、英語におけるリングボーイ (ring boy) に該当する。 黎明期のプロボクシングではもっぱらラウンドボーイが用いられ、後にスマックガールなどの女子格闘技でも採用されたが、近年はムエタイやラウェイなど女人禁制のためにラウンドガールがリングに登壇できない興行を除き、目にすることはない。 変わった例として、2010年3月27日のWBC世界フライ級タイトルマッチ、亀田興毅対ポンサクレック・ウォンジョンカム戦でラウンドガールを務めた佐藤かよが挙げられる。佐藤は性別的には男性だが、この試合ではラウンドガールとして仕事を行った。 また、2013年2月27日のWBA世界フライ級タイトルマッチ、ファン・カルロス・レベコ対黒田雅之戦でJリーグ・川崎フロンターレのマスコット「ふろん太」が「ラウンドボーイ」としてリングに上がっている。 2021年1月31日に開かれた女子キックボクシングイベント「ミネルヴァOSAKA」にて関西の若手キックボクサーがラウンドボーイを務めた。服装は大会スポンサーのロゴマークが入ったTシャツにジーンズという出で立ちだった。 2022年2月27日に開かれたK-1では美川憲一が「スペシャルラウンドスター」として同様の役割を担った。
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